contact of the day

back to joruten TOP

あたりまえのように居座っている、でっかい黒い箱の存在

2001/09/09

家にはテレビがない。
今年になってから密かに決めた、
いつどんな時でも、自分からテレビのスイッチを入れないというルール。
ジョルダンの家にはテレビを置いていないので、なんとかこのルールは守られている。
情報はインターネットに接続して得られるので、やっていけているのかもしれない。
その他の時間は、音楽を聴いたり、料理をしたり、本を読んだり、
ぼーっとしたり、どこかにいったり、何か考え事をしたり、人と逢ったり、
テレビを見なくても時間は足りなくなる。

自分のペース

2001/09/08

今年は、5月にジョルダンに行ったおかげで、
梅雨知らずに大好きな夏を2回も経験できた。
すごく体調がよくて、早朝ウォーキングして、バリバリ仕事して、
「怠け者の私とはさようならね」なんて自己満足に浸っていたら、
8月の中旬でばったり倒れた。
自分では体の声を聞いているつもりでも、3*年の習慣はそう変わらない。
颯爽と何でもこなしている人に憧れるけど、「自分は自分」なのよね。

これはコメディーだと思うんだけれど

2001/09/07

昨日は「フィフスエレメント」を見た
フランスのSF映画だが、文化のまぜ方が素晴らしいと思った。
未来を見せるのに、こんな方法があったかと、感心した。
見せ方とか、作り手の力の入れ方が、ハリウッド映画と全然違っていて、
とっても気に入っている。

ざらざら

2001/09/06

さらに今日は風が強くて
朝、家を出る時に、うっかり窓を開けておいたものだから
砂が部屋に入って来て、あちこちざらざらになってしまった。
フロアにはうっすらと砂が積もっているし、
つるつるのiBookのふたも、ざらざらだ、、、
帰って来て、「しまったー、、」という感じは
日本だと洗濯物を干しっぱなしにして、雨に降られた時みたいな感覚だ

ベージュアウト

2001/09/05

今日は風が強くて
あちこちで砂塵が舞い上がっている
地方を車で走っていて、砂のために、2、3秒視界がゼロになるような場所があった。
ブラックアウトでも、ホワイトアウトでもなくて、ベージュアウトだ。
このまま違う世界に入ってしまうんじゃないかと、ちょっとわくわくしてしまった。
季節の変わり目なのだろうか
風は少し冷たい。

現実

2001/09/04

現実から逃げる、とよく言うが、
逃げていることだって、現実に含まれている。
現実だと思っていたのは、
自分が単に決めつけていただけの、「常識」のようなものかもしれない。
現実は、個人の想像力をあっさり超えるぐらい、広くて、深いものだ、きっと。

High and Low

2001/09/03

天国と地獄という映画を見た
1963年の日本映画、何度も見ているけど、見る度に圧倒される
経済的に豊かになることとはどういうことなのか
これから上り坂になろうとする日本で、
未来に見えていたものと、見えていなかったもの、
人間とお金の関係を見事に描いた作品だ、
そのまま突っ走ってしまった先に現在がある。
今なら、クロサワは、どんな天国と地獄を撮るのだろうかと思った。

ひもをほどく

2001/09/02

理想っていうのはとてもシンプルに見えるけれど
そこにいたる道の、なんと複雑なことか、
しかも、
ぐちゃぐちゃにもつれたひもをほどくみたいに
コツコツやっていくしかないのに
そうしているうちは、決して姿をあらわしてくれない

澱み

2001/09/01

引っ越しが近いので(といっても2ヶ月近くあるが)
部屋にあるいらないものを、少しずつ捨てている
僕にとって、引っ越しのいいところは、
必要なのか不必要なのか、自分でもわからなくて置いてあるものを
ちゃかちゃか捨ててしまえるところだ
一人暮らしを初めてから2、3年おきに引っ越しをしているので、
その間にたまってしまった、そういう「澱み」みたいなものを
きれいさっぱり放り出して、リセット出来るのはとても気分がいい。
ほんとは、そういう身軽さが引っ越ししなくても保てたらいいのになと思う。