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ムシムシ

2001/06/30

「桃」が旬で、たくさん売られています。
一キロで150円ぐらい。アラビア語で「ムシムシ」と言います
桃の匂いであふれる店先には、黄色いのや、「すもも」みたいなのや、いろいろ並んでいて、どれもうまいけど、最近一番のお気に入りは直径5cmぐらい、小さくて、丸くて、ぺちゃんと押しつぶしたような形をしているやつ。
匂いも、味も、あの「白桃」みたいで、すごくうまい。
皮は剥かないで、そのままがぶり、小さいから、二、三口ぐらいで食べられてしまいます

しかし、なんで桃ってこんなにうまいんだろ。

遠くの星の光

2001/06/29

星を見て、あれは何年も前の光だっていう言い方をよくするけれど
その星を見ている時点で、それが一番新しい情報なわけで、
なぜなら光の速さという絶対的な速さで伝わって来ているのだから。
そういうふうに考えれば、それは「今の」光だって言ってもいいんじゃないかと思う
確かにその光が生まれたのは、何年も前なのだろうけれど、
その光は、何年も旅して、それだけの時間を通過して、今、ここにあるわけだから、
それはやっぱり「今の」光じゃないかと思うんだけど、

国際電話で遅れて聞こえる相手の声みたいにね

近いのに遠い

2001/06/28

遠いものを近くに引き寄せることよりも
近いのに遠いものを引き寄せることのほうが
格段難しい

火星とJAZZ

2001/06/27

夏至の頃なので、
9時頃にやっと、暗くなります。
南の空の火星が、赤くてとてもきれいで、
蠍座と一緒にみえるのは、とても『夏』らしいです。
そういう夜はやっぱり、JAZZですね。

♪「DUKE ELLINGTON / LIVE AT THE WHITNEY」

人類のより永い存続のために、、

2001/06/25

新聞に、美星スペースガードセンターの記事が載っていました。
そこは宇宙のゴミ(スペースデブリ)を観測しているところで、
半年ほど前にも地球軌道の内側を通過した小惑星を発見していたそうです。
衝突すれば地球に深刻な影響を与える小惑星は、現在500程見つかっていますが、
未確認のものも多数あり、日々観測は続けられています。
こういった活動は地球市民的な活動であり、宇宙人が攻めてくるだとか、小惑星が地球に衝突するだとかという事態にならなければ、戦争とか人間同士の争い事ってなくならないのかなぁ、と思ったりします。

次のピーク

2001/06/24

この数日、皆既日食の影響でずいぶん多くの人が来てくれて
動画や音をダウンロードしてくれたようです。

次に人が増えるのは、きっとしし座流星群の頃なのでしょうが、
その時にはなんとジョル天メンバーは日本にいるのです。

宇宙とつながる

2001/06/23

日食の日に食あたりなんて、
さえない冗談みたいだけど
風邪ではなく、あれは食あたりだったみたいだ、
天体の軌道に胃袋が影響されたのか
バイオリズムがたまたまそれと重なったのか
そう考えると、あまり神秘的ではないものの、自分もちょっと宇宙とつながっている気分がして嬉しい。

そういえば女性はみんなつながってるんだよなあ、、、

アクセス数

2001/06/22

おそらく、確実に、皆既日食のおかげで
今日はアクセス数がぴょこんと増えた
インターネットで中継もあったようだが
日常に追われて、気がついたら終わっていた

太陽と、月と、地球が、たまたま、ぴったり一直線に並ぶ。
あの、すごい光景と、歓声が、今日、世界のごく一部で起こったのだなあ、、
そう思うと、そこにいられた人がとってもうらやましい。

どうやら風邪をひいてしまった

2001/06/21

昨日は夜中に胸が苦しくて、吐こうとしたら
胃がからっぽだったので胃液だけ吐いた。
今日はぼーっとして、関節が痛い
いつも元気だと言われることが多いのですが
弱ったりもするんです、、

To Do or Not To Do

2001/06/20

自分が「やりたいこと」と「やりたくないこと」
他人に「やってほしいこと」と「やってほしくないこと」
僕らはいつも、この4つの関係の中で、悩んだり、悲しんだり、喜んだり、
しているような気がする。

で、結局そのどれ一つとして、自分ではコントロールできなかったりする。

出発

2001/06/19

今日で、ヨルダンともさようなら。

洗濯機をかけながら、これを書いている。
BGMは中島みゆきの「ヘッドライト、テールライト」
「・・・旅は終わらない〜♪」

旅の終わりに洗濯はぴったり。
サッパリ、キッパリ「出発」という感じ。

日本の情報

2001/06/18

日本を離れているからといって、日本で起こったことが伝わってこないわけではない
けれど、それが、日本と同じように伝わってくることはない。
メディアが多ければ、情報が客観性を持つというわけでもないように思える。
やっぱり大事なのは(おきまりになりつつありますが)受け手の想像力じゃあないだろうか。

ジョルダンにはコメンテーターもいないし、ワイドショーもない
ありがたいことだ

時間旅行

2001/06/16

ワジラム(ジョルダン南部の砂漠地帯)にキャンプに行ってきた。
岩山と砂漠を見ながら車を走らせていると、
いつのまにか、時間の流れ方が変わってくる。
時計がかつかつ時を刻む感覚が、見事になくなってしまう。

風も砂も岩山もいつもと同じようにそこにありました。
想像するに、きっと1000年前も同じようにそこにあったし、1000年後も同じようにそこにあるんだろうな、、

こういうのもきっと時間旅行(タイムトリップ)ですね。

今日の月が

2001/06/15

この月が最後まで欠けきったら、、
そう思いながら、1999年の8月11日の皆既日食の日を
指折り数えて待っていたのを思い出します。
今日の月が最後まで欠けきったら、6月21日、アフリカ皆既日食の日です。
残念ながら今回は行けませんが、
どこかで誰かが、指折り数えて待っているんでしょうね、、

今日はとても暑い、アンマンからでした。

りんご味

2001/06/14

アンマンから南にのびるデザートハイウェイの途中、
とてもShabbyなレストハウスに立ち寄ったら
ミリンダのりんご味が売っていました。
傷だらけで使い込まれた瓶に入ったセピア色の炭酸飲料は
とてもなつかしい味がしました。

といっても、昔よく飲んでいたというわけではないのですが、、

猫(その2)

2001/06/13

ギリシャの修道院を訪れた時のこと
誰もいない昼間の修道院の中庭(修道僧は、お祈りとか、日課でいろいろ忙しいのです)で
何もすることなく、ぼおっとしていたら、猫がちょろちょろしていたのです。
人懐っこい灰色の猫で、一緒に遊んでいたら、たまたま通りかかった修道僧が
「汚れるよ、、」みたいなことをいいながら通り過ぎました。
僕は修道僧よりも、その猫とのほうがよくコミュニケーションがとれていたので、
そのまま一緒に遊んでいました。
中世以来、女人禁制で、動物も雌は入れないというエリアだったのですが、
猫は、野良猫として、勝手に繁殖しているようでした。

2001/06/12

そういえば、尾道に行った時にも、路地でたくさんの猫を見かけました。
うちの近所にもあたりまえのようにたくさんの野良猫がいます。
顔なじみのやつをしばらく見なかったりすると、ちょっと心配になったりします。

以前、東京ディズニーランドで、茂みの中に猫を見かけた時は、
とてもうれしくなりました。
ぬいぐるみでもなければ、機械仕掛けでもない、本物の猫です。
今でもあそこで生きているのかなあ

つなぐ・・・

2001/06/10

「それって携帯電話のキャッチコピーみたいですね」と言われた。
確かにそうだ、、でも、日本にあんまりいなかったし、テレビも見てなかったから、よく知らないけれど、、

日本で買った携帯電話は、どこの誰にもつながることなく、台所のすみで、電源を切られて、じっと沈黙しています。

機会

2001/06/09

「プロとはなんらかの奇跡を現場で起してしまう人間である」
と最近読んだ橋本治の本に書かれていた。
ユーミンはライブビデオの中で
「幾つ偶然を味方につけられるかっていうのが、わたしのやるべき一番大事な仕事、、」
と言ってた。
偶然とか、奇跡とか、言葉はありふれているけど、それを身体で感じることって少ない。
流星雨も、皆既日食も、オーロラも、見たけれど、あれは奇跡でも偶然でもない。あれは機会(チャンス)にすぎないって思う。

そしてこの「ジョル天」も一つの機会です。

日本語

2001/06/08

今日は会議で遅くなりました
会議そのものが、盛り上がったとか、つまらなかったとかいうのとは別として、
久しぶりにたくさん日本語を聞いたので、新鮮でした
普段、あまりにもいいかげんな言葉ばかりしゃべってるなあと、
思わず自分を省みてしまいました。
海外にいると、そういうちょっとしたことが新鮮なのです。

隣の国

2001/06/07

ジョルダンの隣の国は、イスラエルとパレスチナです。
銃撃戦が起こったり、自爆テロでたくさんの人が死んだり、戦闘機や戦車がでたり、ちょっと普通でない状態が続いています。
ジョルダンにそのパレスチナから人が流れて来ています。
貧しいパレスチナから豊かなイスラエルに働きに出ている人が、危険だという理由で隣国のジョルダンに退避してきているのです。
普通でない状態でも、普通に生活を送っている人、送りたい人はたくさんいます。
みんながみんな石を投げたり、銃を構えたり、憎みあったり、してるわけではないんです。
あたりまえのことだけど、朝起きて、仕事に行って、飯食って、、、それが一番大切、生活ってそういうものです。

生まれました

2001/06/06

6月3日の夕刻、家内が女の子を無事出産しました。
2,680グラムとちょっと小さめでしたが、とても元気な産声をあげておりました。
さて、今度は彼女に名前をつけるという仕事がまっているのですが、
一生モノだけに、責任は重大ですね。
なにか、いい名前はないかなー、、

昨日のベランダでの夕食

2001/06/05

揚げなすのおひたし(レモンとしょうゆ)
うなぎの蒲焼き(静岡産、真空パック)
漬け物(ごぼうと胡瓜/京都西利)
玉葱とワカメのお味噌汁
白飯
きゅうりの浅漬け

味噌、わかめ、うなぎのパック、漬け物は日本から、その他は現地調達。
夜風は涼しくて気持ちよかったです。

♪「高橋アキ/Golden Slumbers - Best of HYPER MUSIC from LENNON & McCARTNEY」

砂漠や荒れ野(その2)

2001/06/04

では、いったいそれは何なのかというと、
宗教を生んだものであり、
とても生き長らえられないような場所で、人に歴史を刻ませたものであり、
例えば、台風や地震のように、突如訪れて、去ってゆくものとは違って、
つねにそこにある、苦しみみたいなもんじゃあなかろうか、、

しかし、どこまでも緊張し続ける、パレスチナとイスラエル、、、事態がよい方向に進むことを、祈るしかないのですけれど、、、

砂漠や荒れ野

2001/06/03

砂漠とか、荒れ野の風景というのには
無条件に圧倒されてしまう
そこに豊かさというものはかけらもなくて、
「生きるな」って言われているみたいなのだ。
「生きろ」っていうキャッチコピーの映画があったっけ、
「砂漠は生きている」っていう映画もあった、
けれど、水や緑に囲まれた環境から生まれるものとはまったく別の
何かがそこにはあるのです。

休日

2001/06/02

パチ、パチ、パチという、小気味よい音が外から聞えて来ます。
向いの家で植木屋さんが、庭木の選定をしているのです
今日はとてもいい風が窓から入って来て、のれんやカーテンが深く息をするように揺れています。