contact of the day

October 2002

September 2002

August 2002

どこにいても

2002/09/30

10月になろうというのに
アンマンでは連日30度を越える暑さが続いています。
ジョルダンでは、どちらかというと
夏が終わると、秋を飛び越して冬になります。
来年の夏はここにはいないという意味では、最後の夏
でも考えてみれば、どこにいても、同じ夏は2度とこないのです。

then, i am from Japan.

2002/09/29

仕事ではないのだけれど、
アメリカ人の作ったパソコンで
読めないドイツ語をコピー&ペーストしながら
ドイツにいるイラク人の友人が開いたばかりの
ギャラリーのパンフレットを作っています。

生命

2002/09/27

枯れていたと思っていた、鉢植えの一つ。
緑色の葉がちらほらと出てきているのに気がついた。
植物に囲まれているということは
生命に囲まれているということなのだなあと
家にある植物を見渡して
すこし嬉しくなった。

欲しい答えは欲しがっても得られない

2002/09/26

人に何かを尋ねる時
自分の中ではあらかじめ
どんな答え方で、
どんな答えが欲しいのか、
決まっていることがある。
そのことにすら気が付かず
答えに一喜一憂してしまうことがある。
わからない、からきいているのではない。
わかっているのに、きかずにはいられないのだ。

−1 +6 =

2002/09/25

グラスを一つ割ってしまった。
たくさんあるうちの一つなので
別に買い足す必要もなかったのだけれど
店で、きれいなグラスが目に付いてしまって
6個セットを買ってしまった。
増えていく物が、ごっそりと減るような何か
起こらないかなあ、、、と、他力本願。

楽しい仕事

2002/09/24

「仕事が楽しいはずがない」という人だって
いるかもしれないが。
「楽しくてしょうがない」という仕事もあるのだ。
楽しんでやる、というより
楽しいから、やってる
そうなりたいものだ。

夕焼け雲

2002/09/23

窓から身を乗り出して、
とてもきれいな夕焼け雲を見ていたら、
近所から晩ご飯の匂いがしてきた。
別の方向から、誰かが大きな声で叫んでいるのが聞こえたり
遠くの部屋の明かりがぱっと灯るのが見えたり
そして僕は、台所に戻って、自分の晩ご飯を
作らなくちゃなあ、と思うのだった。

話芸

2002/09/22

日本から友達に持ってきてもらったCDで
「古今亭志ん生」を聴く。
いやーおもしろい。
もっといろいろ買ってきてもらえばよかった、、、

月時計

2002/09/21

満月だったので、久しぶりにお月見。
けれどなんだか少し様子が違う。
満月は太陽と正反対の位置に来るから
夏は低く、冬は高い。
月が高く昇る季節になって
明かりは、部屋の奥まで入ってこなくなった。

週末

2002/09/20

休みの日、あれもしよう、これもしようと
思いつつも、ついだらだらと、家で過ごす。
そして、日が傾く頃に、少し慌てて動き始める
のんびりしているようなしていないような、一日

日常は台所から

2002/09/19

長い休暇が終わってから、一週間
経ってしまったのだけれど、
まだどうも日常に慣れない。
ドイツで買ったゾーリンゲンの包丁も
まだ使っていないので、今日は
ちゃんと料理を作ろう。

夜半過ぎ

2002/09/18

ソファーでうとうと寝てしまって
夜半過ぎに目が覚めた。
風が強いので
部屋の扉が開いたり、閉じたり
ばたばた音をたてて
まるで誰か家にいるみたいだ。
夜空には月に群雲
グレイの雲だけが
おそろしい速さで流れていた。

午後の水泳

2002/09/17

一か月ぶりに、プールに泳ぎにいった。
夕陽はもうあまりぎらぎらしていない。
日は短くなっているし、
水は冷たいし、
夏は終わりとたたみかけられているような、
誰もいない午後のプール。

Discoveries

2002/09/16

旅行から戻って、周りの人に、
自分が経験したいろんなことを話すうちに、
新しく気がついたり、見えてくるものがある。
自分ではまだ、旅を終わらせていないのだ。

Unwrap

2002/09/14

かばん二つで、一か月間旅行していたので
戻ってみたら、家の中があまりにもたくさんの物で
溢れていることに気が付いた。
そして、買ってきたものを、荷解きながら、
また物を増やしてしまった、、と後悔するのだった。

夏休みの終わりに

2002/09/13

毎日のように、アートからエンターテイメントまで
表現というものにふれていた一か月の旅。
夏休みの宿題は終わりましたが、
後に大きな宿題が残った気分です。

Yellow and Blue

2002/09/12

最終日、出発まで時間があったので、
ゴッホ美術館に行きました。
作品を見るというよりも、
ゴッホの見ていた、世界を見たような気がして、
とても悲しくなりました。
けれどもそれは、旅の最後の、
素晴らしい経験でした。

Rules & Forgiveness

2002/09/11

ちょっと迷ったりもしたけれど、
6時間のドライブの末、
無事アムステルダムに到着。
ここは、マリファナも、売春も合法な国。
街中には自転車専用の道路ばかりか信号まであるし、
運河に浮かべた家(ボートハウス)にすんでいる人もいるし。
許されているというよりは、赦されている、
そんな居心地の街です。

東を強く

2002/09/10

これは選挙にむけたPDSという政党のポスターです。
「東を強く!」というような意味らしいです。
Schwerin というドイツ北部にある小さな街で、
まだ東ドイツ時代の名残が、
古い建物や街の雰囲気に、
残っているような気がしました。
過去には戻れませんが、
今の中に過去は生きています。

Swimming Hippo

2002/09/09

ベルリン動物園はとてもお気に入りの場所です。
そこでは泳ぐカバが見られます。
水中のカバは、ちょっとすました感じで、
とても気分がよさそうです。
あたかも、これが本来の自分の姿なんだと
いわんがごとく、、
水の中で「うんち」もしてました。

未来

2002/09/08

ベルリンから約50キロ南、
飛行船を開発している施設に行ってきました。
全長260メートルの、巨大な飛行船を空に浮かべて、
大量輸送を行うというプロジェクトです。
コストという点で考えると、
果たして効率的なのかよくわかりませんが、
こんなチャレンジができるなんて、
とてもうらやましく思いまいした。
夢のある、未来の風景が目に浮かぶプロジェクトです。

ミュージアム

2002/09/07

ベルリンに来ました。
こられなくなった母親の分が余っているからと、
オペラのチケットを安く譲ってもらった、
フランクフルトから来たという正装した若いカップル。
幕間に、劇場の外で夜のベルリンを眺めながら、
「どこかミュージアムには行った?」「行ってない、」
「でも、ベルリンの街そのものがミュージアムだよね、」
「まったく、そのとおり」

モーツアルトの「魔笛」はずいぶん笑える、
楽しいオペラでした。

ライブ

2002/09/06

ハンブルグにある、FABRIKという名のライブハウス、
昔、武器工場だった建物をそのまま使っていて、
とーってもかっこよかったです。
偶然と言うべきか、、アラブ音楽でした、
演奏はSibly Bandという、アラブ人とドイツ人の混成バンド
JAZZ風にアレンジされたアラブ音楽もまた、
今までに聴いたことがないぐらい、
とーってもかっこよかったなあ、、、

strawberry fields forever

2002/09/05

そういえば、この旅は、
日本から友人が訪ねてきた時から始まりました。
今は自分が友達を訪ねて、
ドイツの北、ルービックという街に、来ています。
ゆっくりと小さな街の繁華街を歩いたり、
残り一週間の計画を立てたりしながら、
のんびりと一日を過ごしました。
たくさんの苺がワゴンで売られていました。
夏はまだ続いているようです

移動日

2002/09/04

飛行機で一回、車で一回、
今日は2回、国境を越えて、ドイツに入りました。
地図で見たら、車で走った距離の方が、
空を飛んでた距離よりも長かった。
移動だけの一日でしたが、
Duty Free の買い物も、
アウトバーンのドライブも、
旅だからこその楽しさです。

子午線

2002/09/03

突然、思いついたので、
ロンドンのグリニッジ観測所に行って、
0度の子午線の上に立ってきました。
この線そのものは、全く意味がありません。
意味があるのは、ここが、0度と決められて、
みんながそれを基準にしているということです。

ロンドンパワー

2002/09/02

いろんなことをしている人がいて、
いろんな肌の色の人がいて、
いろんな言葉が聞こえてきて、
今日はWest Endを歩いていても、
どうも落ち着きませんでした。
ロンドンのパワーにあたったのかな、、
でもまあ、鯖の照焼き定食も食べられたし、、

今夜は、レ・ミゼラブル(初)で感動

高層雲

2002/09/01

走る列車の窓から、
きれいな雲が見えました。
空のきれいな、9月の始まり
あっと思う間に、通り過ぎていく古い町並みと、
いつまでも動かない高い雲。