オセローが憎い
2016/03/17
ユーゴスラビアシアターで
シェークスピアのOthelloを観る
セルビア語が全くわからないのに
最後まで飽きずに見ることができて
シェークスピアは作品が言語みたいなものなのだなあと
つくづく思った
そんな中で
唯一、耳が捕まえられた言葉は
「オセローが憎い」だった
桜の頃
2016/03/11
ベオグラードでは3月に入ると
花が咲き始める
コブシみたいなのや
梅っぽいのや、桜みたいな花が
あちこちで咲いている
一度に咲く、ソメイヨシノみたいなのはないけれど
角を曲がると
見事に咲き誇った大木に遭遇するなんてこともよくある
あまり足を止めて見ている人はいないけれど
はらはら落ちる花びらの中を
心なしか軽い足取りで歩いているようにみえる