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June 2002

中東仕様車

2002/07/31

ジョルダンでは日中40度近い熱波の日々が続いています。
自分の車は、もっと暑いドバイから来ました。
心なしか、暑い時の方が、
エンジンの音が、調子よさげに聴こえます。

三者三様

2002/07/30

「ちょっと話があるんだけど、、」と他人のいないところで、
さしで話を持ちかけられることが、今日は一日に3回もあった
こういうコミュニケーションはちょっと苦手、どきどきしてしまう。
しかも三者三様。
一人は第三者のことについて、
一人は相手自身のことについて、
一人は自分のことについての話題だった。

夏休みの気分

2002/07/29

刻一刻と、夏休みが近づいている。
一ヶ月の休みを前にして、気分は小学生。
ところで、休暇中も更新は休みませんので、よろしく。
休むどころか、、、

小さな影

2002/07/28

どこからか「ぐるっくー、」なんて聴こえてきて気がついたのだけれど
バスルームの南に面した小さな窓に、
鳩が巣を作っていた。
スリガラスの向こうの小さな影が動くのを見ながら
シャワーを浴びている。

地球一周

2002/07/27

乗りはじめてから、およそ2ヶ月と3週間で、
10000kmを突破しました。
多いんだか、少ないんだか、
この調子だと、帰国までに、あと40000km走ることになります。
あと地球一周ってことです、、、

believe

2002/07/26

ほんとうのことはなかなか見えにくいから、
ほんとうのことを信じるのは、案外難しい。
信じたいことを、信じたいように、信じてしまう。
そして、それも一つの「ほんとう」として、
世界は形作られてゆく。

それも現実

2002/07/24

「現実から目をそむけてはいいけない」
なんて、よく聞くけれど、
目をそむける知恵だって、生きるためには必要なこともある。
なんて、少しだけ思うのだった

らくだのミルク

2002/07/23

らくだのミルクを、初めて飲んだ。
目の前で、ベドウィンが搾ったミルクは、
さらっとしていて、ぜんぜんくせがなくておいしかった。
そして、かすかに甘い味がした。

水の中の天国と地獄

2002/07/22

泳ぎながら、もし息継ぎができなかったら、、
と考えてしまい、とても怖くなることがある。
逆に、息継ぎするのがめんどうだなあと感じるぐらい
気持ちよくて、水から顔をあげたくないと思うこともよくある。
水の中はそういうところなのだろうか。
恐怖と安心の両方がある。

Rendezvous

2002/07/21

ベランダに置いた、古いソファーに寝転がったら、
真正面に、月が見えたので、
あわてて電気を消して、お月見タイム
半月を少し過ぎた月のすぐそばには、蠍座のアンタレス
アンマンの夜景を見下ろしているような、
月と蠍のランデブー

♪ Someone to watch over me/ELLA FITZGERALD

トマトソース

2002/07/20

日本でハンバーガーが59円で売られるらしい。
こちらでは490fils、およそ85円
先日、高速道路わき、路上で売っている箱一杯のトマト(100個ぐらい)を買って
これも、およそ85円。
モノの値段がなんだかよくわからなくなってしまった、、、
トマトは傷んできたので、今日あたり、ソースにでもしてしまおう。

中東の夜

2002/07/19

このところ、暑い日が続いているジョルダンです。
日中は35度をこえていますが
だからこそ、涼しくて、やさしい風の吹く夜が
毎日やってくるありがたさを感じます。

2002/07/18

ダウンタウンの駐車場で、車のバンパーを柱にぶつけてしまった。
あちゃー、っと思って外で見たら、凹むほどではないけれど、
しっかりと傷。
こうやって、だんだん自分の車になってゆくのかな、

舞台

2002/07/17

西の死海に向かって、谷をおりてゆく。
灯りのない、真っ暗なワインディングロード、
薄暮の西空は、赤紫がにじむように見えて、
切り立った黒い崖と、恐ろし気なコントラスト。
まるで地獄に向かって降りて行くみたいだ。
今、自分は、神話や宗教の生まれた、舞台にいるのだなと、
死海に映る三日月を見て、とても厳かな気持ちになりました。

休みのような仕事

2002/07/16

長い夏休みの計画をたてていて、
そういえば、2月にジョルダンに来てから、
一日も休みを取っていなかったことに気がついた。
まるで、休みのような仕事をしているからなのだろうか、、
でも、仕事のような休み、は嫌だなと思った。

夏よ来い

2002/07/15

昨日、鈴鹿8時間耐久レースのチケットが届きました。
バイクに乗り始めた頃、学生時代から観戦しつづけてはや・・・年。
今年はどうしよう、などと考えつつやはりチケットを注文したのです。
止められないのは、ただレースが好きだから、だけではなくて、
いつまでもこのままでいたい、という現実からの逃避なのかもしれません。
あと何年続けられるのでしょうか?

さておき、あとは梅雨明けを待つのみです。

生き物

2002/07/14

ベランダ用にと、大きな鉢植を買ってきて置いてみた。
夜になって、シルエットで見る木の影に、
生き物が、静かに、近くに、いるという存在感を感じて、
これはなかなかよいなと思った。

勝負

2002/07/12

「どんなことを、どんなふうにやるか、」「どんなことを、どんなふうに言うか」
ではなくて、
「やるか、やらないか」「言うか、言わないか」、
という勝負の仕方もあるんだと思う。

プレゼンス

2002/07/11

「そこにいる」ということ、がとても大事だなあと思うことがある
何もせずに、「そこにいる」のは大変だ。
けれど、「存在」が受け入れられる以前に、
いったい何を受け入れてくれるというのだろう。

夕方の台所

2002/07/10

うちの台所には東向きの窓がある。
朝日の差し込む台所というのは気持ちがいい。
そして、同じ窓から、最近は夕日も差し込んでいる。
隣の家の窓に、うまい具合に夕日が反射しているのだ。
不思議な感覚、ちょっと得した気分

七夕

2002/07/08

今夜は七夕
日本では天の川は見えたのでしょうか?
これから、砂漠に、天の川を見に行ってきます。

石拾い

2002/07/07

死海沿いの涸れた河口に行って、丸い石を拾ってきた。
ベランダの一部に、玉砂利みたいに敷き詰めようという計画だ
まだ午前中、暑さは本格的ではないけれど、
気温は36度、汗はだらだら流れ落ちる。
家に帰っても、段ボール一杯の石はまだしっかりと熱かった。

ぜいたくなお茶漬け

2002/07/05

サーモンバーガーという名前の、チリ産の鮭の冷凍食品を見つけた。
中身は鮭の身をまんまるに固めただけのもの
フライパンで焼いて、パンにでも挟んで食べるような感じなのだが、
炒って、そぼろにして、鮭茶漬けにして食べたのは言うまでもない。

風を浴びる

2002/07/04

今日も仕事で遠出、朝のデザートハイウェイ
9時にもなれば、太陽は高く昇り、刺すように眩しいけれど
車の窓を全開にして、夜の名残りの冷たい風を受ける
水でも、光でもなくて、風を浴びるのだ。

下に進む

2002/07/02

車が砂に埋もれて、止まってしまう、スタック
タイヤの前後の砂を、手でかきだして、道を作って脱出する。
ひどくならないうちに見極めないと、車は前に進まず、
タイヤは下方向に砂を掘り、どんどん埋まって行くだけ、
こうなると、エンジンのパワーは悪い方に作用する。
砂漠では、車は前と後ろだけではなく、下にも進もうとするのだ。

観光客と鷹

2002/07/01

久しぶりに会った、友人のベドウィン
彼は日本の「あの」ガイドブックにも載っている。
砂漠のガイドの仕事はこのところどうなのかと尋ねると
観光客が来ないから、さっぱり、、と暗い声。
最近は仕掛けを作って、鷹をつかまえているんだと、
嬉しそうに手作りの仕掛けを見せてくれた。
鷹はサウジアラビアの人がいい値段で買っていくそうだ。
そっちのほうが観光ガイドよりはベドウィンらしい仕事だな、と思った。
彼には、どちらがいいのとは訊ねなかったけれど、