contact of the day

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October 2002

14か月目のリベンジ

2002/11/30

カレーパンを作った。
前回は失敗だった。
日記というわけではないのだけれど、ここに書いたことは覚えていたので
調べてみたらなんと14か月前の事だった。
結果は大成功。
タイ風グリーンカレーパン、ドライカレーパン、ふつうのカレーパン。
どれもとてもおいしかったです。

魔法の音

2002/11/29

上の階には、大家の家族が住んでいるのだけれど
今夜は、ハリーポッターの映画音楽が聞こえて来た。
きっと、テレビで、大音量で見ているのだろう。
今どのあたりかな、なんて思いながら
時折聞こえる音楽に耳を澄ませる夜。

一巡りするまでは

2002/11/28

朝から雨が降り続いて
窓から見える街はグレイに煙っている。
空気が冷たくて、静かで、いつもの窓から初めて見る景色。
まだ越してから一年さえ経っていないことに気が付く。
一巡りする季節を見届けるまでは、まだまだ楽しみがある。

西の星

2002/11/27

先日、焼酎を頂きました。
その名は「西の星」。
地場の焼酎メーカー「三和酒類」が麦から新しく作った新製品です。
乙女座のスピカが描かれているラベルをじっくり見ながら、ジョル天会員として仮説を2つたてました。
1 入手時期から考えると製造されたのは夏から秋にかけてのはず。西の空には乙女座、つまり「西の星」はスピカ。これは製造時期をその時期に西の空にある12星座で示す趣向ではないか。
2 乙女座の乙女はギリシャ神話の農業の女神「デメテル」。乙女が持つ麦の穂先にあたるスピカはラテン語で「とげとげした穀物の穂」らしい。「西の星」は麦焼酎なので、麦を象徴する星座と星ということか。

The Last Quater

2002/11/26

真夜中のドライブ、水に浮かぶ舟のような
半月が昇ってきたのが見えた。
断食月(ラマダン)に食べる、カターエフというお菓子と同じ形
それが食べられるのも、あと一週間足らず、この月が、新月になるまでの間
知らない間に、時は過ぎて、第4コーナーを回っていた。

恵みの季節

2002/11/25

寒々とした、荒れ野のところどころに
緑を見かけるようになった。
時に、水たまりや、枯れていたはずの川床が湿っているのも見かける
雨の降る、寒い冬は
砂漠の国では、恵みの季節でもある。

番茶の香り

2002/11/24

最近、番茶がお気に入りでしょっちゅう飲んでいる
なによりも、あの香りがいい。
外国にいるから、よけい新鮮に感じるということもあるかもしれない。
懐かしい、ほっとする、匂いなのだ

未来の可能性

2002/11/23

未来が、誰かの予測や、予定の中だけにあるのなら
それはもう、未来とはいえないかもしれない。
僕らの想像の中にもきっと未来はあるし
想像もつかないことの中にもっとたくさんの未来がある。

indian summer

2002/11/22

このところ、アンマンは天気もよく
ポカポカと暖かい日が続いています。
同じような青空の毎日だけれど
気持ちのいい青もあれば
やりきれない青もあって
同じ日は二度とない。
広い世界はこの広い空のもと
一つに繋がっているということが、とても不思議に思える日。

人事を尽くして天命を待つ

2002/11/21

しし座流星群というのは
流星群の代名詞みたいになったここ数年だが
ほかにもたくさん流星群はあるし
流星群に属さない流星だってたくさん流れている。
広い空と、満天の星さえあれば
流星に出会えるチャンスはいくらでもある。
じっと待つだけでなく
その時、その場に居るということにも
努力は必要なのかもしれないが。

30秒

2002/11/20

昨晩撮った、ポジフィルムの現像をする。
現像液の撹拌は30秒のインターバルなので
残りの30秒で、一瞬の間にうとうとと眠りに落ちる。
アラームの音で目を覚ますと、遠い場所に長い時間行っていた気分になった。
そうしているうちに、フィルムには、昨日の星が浮かび上がってくる。

「群」でもなく「雨」でもなく

2002/11/19

満月をかすめて、流れる流星。
車の窓から見えた、青く光る流星。
今年も、流星「群」では無く
心に残る、流星に、いくつ出会えたでしょうか。

断食月中日

2002/11/17

ジョルダンは快晴です。
すきとおった見事な夕焼けの
そして東の空にまんまるな月が見えてきました。
断食月、ラマダンの中日
今夜は、しし座流星群の夜
どうぞアンマンの流星をお楽しみ下さい。

contact from Japan

2002/11/16

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いよいよ明日ですね。
こちらも楽しみにしていますが、時間が悪いので、
デイビット・アッシャー氏の偉大さを知っている立場としてはやや期待薄かと思っています。
それから、月もねえ〜。
すぐそばが大分川なので見る場所はあるのですが、
最近はサーチライトが空を走り回っていて困ったものです。

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当時は手紙ですよ、なにを伝えるのも手紙。
おまけにインターネットのソフトもまだ赤ちゃん状態の上に
中東と日本のコミュニケーションは難しかったですよね。
それが、リアルタイムに映像までやりとりできるように
なっちゃったんですからね。

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いよいよ、今夜(?)ですね。中継の成功を祈ります。
こちらでも中継映像を楽しみにしています。

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溢れるモノの中で

2002/11/15

質と量を増やして、豊かさをカバーしようとしても
結局それは多様性を生み出しているわけではないので
何か違う、ということになるんじゃないだろうか。
多様性は、豊かさだと思う。

TraceRoute

2002/11/14

航空機の場合、ジョルダンから日本へは
ヨーロッパ経由か、ドバイ、東南アジア経由のルートをたどる。
時間的には乗り継ぎを含めるとまあ、どちらも大差ないだろう。
けれどインターネットの情報は、
たいがい米国を経由している。
情報は、地図では探せない道を通っているようだ

断食月の薄暮

2002/11/13

ラマダン(断食月)の夕暮れ時、街は恐ろしいほど静かになる。
通りには車も人の姿もないし、店はどこも閉まってしまう
誰もが、日没とともに始まるその日最初の食事を待っている。
オレンジ色の夕陽を見ながら、人の姿はないのに何かが溢れているような街を眺めていた。
日没とともにあちこちのモスクから声明のような祈りの声が流れてくる
それは信仰と生活が交差する瞬間なのかもしれない。

うれしいやらさびしいやら

2002/11/12

このところ、アンマンでも
結構まともな日本食が食べられるようになった。
カウンターで、寿司を食べたり
着物を着た女性が天ぷら盛り合わせを丸いお盆に載せて持ってきたり、、、
これまでは、それが「ない」ことが
逆にひとつの価値だったのではないかというような気もして
うれしいけれど、ちょっと寂しい。

Road to Perdition

2002/11/11

大恐慌の頃のアメリカを舞台にした映画を観ました。
父と子、銃、暴力、民族、家族、復讐、、、
なんだかそれは、現代のことのようでした。
その道は、どこにつづくのでしょうか。

curfew

2002/11/10

大きな声で伝えられることだけが
大きなニュースというわけではない。
衝撃的な映像が伝えるものだけが
大きなニュースというわけではない。
何に耳をすまして、何に目を凝らせばいいのだろうか、
南の町「マアン」では今、外出禁止令が発令中らしい。

祈りの時間

2002/11/09

高速道路、速度違反の取り締まりのために
道路の端に止まっているパトカーのわきで
警察官が、ひざまずいて、頭を地面につけていた。
イスラムの祈りの時間は一日に5回ある。

朝食

2002/11/08

断食月の間は、うちに早く帰れる(15時)
みんな早く帰って、日没直後の夕食にそなえるのだ。
それは夕食なのだけれど、その日最初の食事ということで
朝食と同じ呼ばれ方をしている。
日が暮れてから食べる、朝食。

ネズミの映画

2002/11/07

「スチュワートリトル2」という映画をみた。
ネズミも、猫も、鳥もしゃべるのだけれど、
実写(らしき)猫がただの口パクにしか見えなかったのに比べて、
CGネズミは、ちゃんと演技していた。
感情移入の出来そうな対象が、ネズミだけだったのは、
意図されたことだったのだろうか。

信仰の時間

2002/11/06

ラマダン(断食月)に入った。
仕事の効率が落ちるとか、道路が込み合って危ないとか
いろいろありますが、
信仰というものが、これほど目に見える時間もないという気もします。
生きるために必要な「食」を断って、
生きるために必要な何か別のものを、
経験するのかもしれません。

Radio

2002/11/05

繋ぎ放題の環境になって、
一番良く使っているのが、「Radio」だ。
けれど地上波のラジオと違うのは、
受信だけでなく、ここから発信もできるということだ。

利益

2002/11/04

社会の利益を、どれぐらいの割合で自分個人の利益に優先させられるか。
いろんな国があって、いろんな社会があるけれど
持つものが強く、持たざる物が弱い
そんな価値観にいつまでも縛られているわけにはいかない。

残業

2002/11/03

間もなくラマダン(断食月)が始まる。
ムスリムの人たちは太陽の出ている間は食べ物も水も口に出来ない。
仕事はだいたい、どこも2時頃に終わる。
残業何時まで、できるのかなあと、
考えている自分は、ワーカホリックなんだろうか、、、

休日には

2002/11/02

地方に借りている小さな家は
あまりにも静かな環境なので
早起きしても、寝坊しても
時計を見るまで、何時なのか分からない
休日にはもってこいの環境。

収穫

2002/11/01

オリーブの実が、たわわに実って
今は、収穫の時期。
地方にいくと、あちこちの畑でみかける、家族総出のオリーブ摘み。
「豊かさ」を感じるいい季節です。