夕日と犬
2010/12/31
山に籠って年越しをしようと
計画していたのだけれど
結局今日も飛行機は飛ばず
計画は中止した。
二日連続4時起きのぼおっとした頭で
航空会社のカウンターに出向いて
キャンセルと返金の手続きをする
雨あがりのイスラマバード
澄んだ空気と、暖かい日差し
ぼおっとしたまま過ぎる
今年最後の一日
庭で犬と遊んでいたら
外に散歩に出たがっているように思えたので
今年最後の夕日を見ながら、一緒に散歩をした
犬と自分の長い影
これはこれで
幸せな瞬間
散歩をしたかったのは
自分だったかもしれない
アイドル
2010/12/25
皆で鍋を食べた後に
大画面でYoutubeを見る
AKB48から山口百恵まで
アイドルの系譜を
さかのぼっていると
大盛り上がりのうちに
日付けが変わってしまった
こんな夜がやってくることを
あの頃の僕はとても想像できなかったから
テレビをとても真剣に見ていた時代があった
そしてそのまなざしが
時間を超えて再び交差することに
感動している
そんな、年の瀬の
イスラマバードの夜
サンタクロースの存在
2010/12/24
人に何かを贈るのは
人から贈り物をもらうよりも
嬉しいことかも知れない
贈られる喜びよりも
贈る喜びが勝るからこそ
サンタクロースは存在することができるのだ
革命の出発点
2010/12/18
チェ・ゲバラについての映画を見た
監督のスティーブン・ソダーバーグは
革命という事象ではなく
「人間」にまなざしを向ける
人が人を治める仕組みが続く限り
政治家も革命家も独裁者も人間だ
そして、それを映画に仕立てる作り手も
それを見る私たちも
みな同じ人間であるというところが
すべての出発点なのだ
人としてどう生きるべきか
その問いは、すべての人間にそれぞれ
投げかけられている
食卓の旅
2010/12/15
今夜、イスラマバードから日本に戻る人を送る
ささやかな夕餉に
奥飛騨で食べた湯豆腐をまねて作ってみる
お土産にと持たせてくれた梅干し
有楽町で買ってもらった北海道の昆布
豆腐と野菜は現地調達
食卓に乗っているものが
どこから来たかを思いやるだけで
また、たくさんの旅が
出来る気がした
時差のように
2010/12/11
パキスタンに戻る
周りの人やモノも
日常に戻って
一人の時間も長くなる
自分の周りの環境の変化
人やモノの密度の変化を
まるで時差のように
ぼーっと感じている
インターネットで聴く
日本のラジオからは
クリスマスソングが流れている
今日の会食
2010/12/06
銀座 XING FU
薬膳ランチ
銀座 WEST
シュークリーム
今日の会食
2010/12/02
葉山 金城さん宅
カレー
汐留 えん
しらすとクレソンのサラダ
師走
2010/12/01
日本に帰国する度に
会いたい人が
増えているような気がする
おかげでスケジュールは
ぎちぎちで大忙しだけれど
それはそれで
うれしい大忙しなのだ
今日の会食
2010/12/01
児島 松家製麺
かまたま、おろし
葉山 金城さん宅
鎌倉山ハンバーグ、京急観音崎ホテルのプリン