月光浴
2001/12/31
電車の駅のホームから
冴え冴えと、くっきりと、満月が見えました
近くには木星と、群雲
電車がくるまで、じーっと眺めていたら、
冷たいけど、柔らかい、という感じがして、
ほんのひととき、エネルギーをもらいました。
偶然を待つ力
2001/12/30
そんな言葉が、読んでいた本から出てきた。
待つ力と、それが来た時に、しっかり捕まえる力
そういう力は、どうやったら鍛えられるのだろうと思ったけれど
それは、鍛えるためのマニュアルがないからこその、
力なのだ。
きれいになったFE
2001/12/29
オーバーホールに出していたカメラが戻ってきた
古くて交換パーツがないため、分解等は出来ないらしいのだが
きれいに掃除されて戻ってきたので
とてもうれしい。
使いはじめて20年にもなるが、始めてのこと
カメラも嬉しそう
この何年かの間に、皆既日食も、流星雨も、オーロラも、写し取った
ごくろうさま、これからもよろしく
考える時
2001/12/28
今年は、どこで、何をしながら年を越すか、まだ決めていません
けれど、音楽だけは決めました。
考えることをしなくても済むようになっているこの街で
時間の使い方を考えるなんて
それだけでとても贅沢なことかもしれません。
思い立ったが吉日
2001/12/27
今年はこうだった
来年はこうしよう
そんな言葉が飛び交う時節になった。
けれど、お役所の予算申請じゃあないんだから
変えたい時に帰ればいいんじゃないかな
暦と一緒に気分を切り替えたいということなのだろうけれど
クリスマスにしても、年越しにしても
これだけまわりで盛り上げないと、何一つ行動出来なくなっているとしたら
恐ろしいことだ
三日めの夜
2001/12/25
CDでJazzを聞きながら、降るような星と、窯を焚く午前3時
暖かくて、気持ちよくて、ぼーっと眠くなってくるので、音楽をABBAに変えた。
ロンドンで見たミュージカル「mamma mia」以来、お気に入りなのだ。
薪をくべる動作にテンポが出てきた。
「Dancing Queen」で、窯の温度も高くなる。
どんな音楽を聞かせるかも、きっと焼き上がりに影響するだろうね、などと話ながら。
空から静かに雪が降ってきて、音楽は「I hava a dream.」になった。
摂氏1200度
2001/12/24
窯の中は1000度を越えるので、近くにいるととても熱い。
けれど背中は夜の闇に向いているから、寒い。
まるで何日もかけて、とてもおおきな焚き火をしているような気分。
ちいさな窓から見えた、炎の色は、すきとおって美しく、
これが純粋な炎なのかと思った。
炎と過ごす夜
2001/12/23
福島にある陶房の窯焚きを手伝った。
次から次へと薪をくべて、いろんな方法で、温度を調節しながら
三日三晩、窯を焚き続ける。
窯の中から聞こえる、ごうごうという炎の音を聞きながら
夜を過ごしてみたかったのだ。
寝物語
2001/12/22
映画「ハリーポッター」は、「千と千尋の、、、」をあっという間に抜いて
興行記録を塗り替えている。
あらためて思ったけれど、本ってすごい力をもっている
もし子供がいたら、映画館に連れていくのもいいけれど、
毎晩この話を少しずつ読んで聞かせたいと思った。
まあいいや、静かに家で過ごしましょう
2001/12/21
一年前、北欧を旅行した時、驚いた
クリスマスはみんな家で過ごすので、
24日は街がもぬけの殻。
ガソリンスタンドも空いてないのには困った、
今年は久しぶりの日本のクリスマス。
なんだか今一つ、盛り上がっていないような気がするのは
気のせいではないようだ。
確かにイルミネーションは増えているけれど、
もともと日本のものではないクリスマス。
景気というお金の流れに、左右される程度にしか
この国には根付いていなかったということなのか。
区切り
2001/12/19
とても細い月を見ました。
ラマダンが終わり、新年がやってきました。
日本の街は、どこもかしこも、クリスマスのイルミネーションが光っています。
あと10日もすれば新しい年。
昨日も今日も明日も、時間は間断なく流れて行くけれど、
それが、ありがたいこともあれば、やるせないこともあります。
悲しみよこんにちは(4)
2001/12/18
生きてゆくのが、それだけで辛い場所には
「罪」という考え方が生まれるのかも知れない
けれど、同時に「赦し」も生まれる
悲しみよこんにちは(3)
2001/12/17
けれども
ずーっと残って消えない苦しみというのもある。
それは「罪」とも云う。
悲しみよこんにちは(2)
2001/12/16
でも時間に耐えて、残るのは、
楽しいことや嬉しいことのほうかも知れない
喜びは一瞬に感じる永遠、苦しみは永遠に感じる一瞬
悲しみよこんにちは
2001/12/15
辛いことや、悲しいことは
楽しいことや、嬉しいことのように
あっという間に過ぎ去っていかないような気がする
ひみつ
2001/12/14
最近の携帯電話を見ていて、
「テクマクマヤコン」を思い出した。
それは「ひみつのアッコちゃん」がコンパクトを開いて唱える魔法の呪文だ。
いろんな色が光ったり、音が鳴ったり、
これはもう充分魔法に見える
誰も呪文を唱えていないけれど、
「電車の中では他のお客さまの迷惑になる」ために、魔法は禁止されている。
プールの水
2001/12/13
久しぶりにプールに行って泳いだら
どうも水の感じがちがう。
浮き方が違う
違う液体の中にいるみたいな気がする
いつもと違うのは、
自分の方なのだろうけれど
黄金色
2001/12/12
あっという間に冬になりました。
空は高く、冷たい風が吹き抜けます。
自転車に乗る時には手袋をします。
ビルの隙間から溢れてくる、
冬の西日は、黄金色です。
1976(ABBAのダンシングクイーンがヒットした年)
2001/12/11
Mamma Miaというミュージカルはとても面白かった。
全編にわたっていろんなシーンでABBAのたくさんのヒット曲が歌われる。
ABBAは1972年から1982年にかけて活躍したスウェーデンのグループだ。
クラシカルな劇場、楽しそうに歌い演じるキャストたち、
ダンシングクイーンで総立ちになった客席には、
ティーンエイジャーからお年寄りまでいた。
見る側も、見せる側も、とてもハッピーな時間を共有できて、とても元気になれた。
でも、一番喜んでいたのは、流行の向こうから、もう一度命を与えられた、
音楽そのものだったような気もする。
修行
2001/12/10
久しぶりに満員電車に乗った。
これで毎日通勤する人はほんとうに偉いなと思った。
東京はつくづく生きて行くのに大変な場所だと思う。
それは、これまで人間が克服してきた自然環境の厳しさとは
まったく違う種類の厳しさだ。
おかしいな、と感じていても、その「厳しさ」の忍び寄り方に
僕らはとても無防備かも知れない。
お気に入り
2001/12/09
泊っていたホテルは白と黒を基調にした東洋風のデザイン
こちら風にいえば「Zen」スタイルなのでしょう。
部屋にある色のついたものは、胡蝶蘭の鉢植え(2つもあります)の緑だけ。
扉は天井まで高さがあって、廊下はまるで20001年のデスカバリー号の通路のようです(ドアノブも番号の札も見えません)
部屋の床は板張り、小さなソファー、掘りごたつみたいに見えるテーブル、
黒い座ぶとん、白い3つの大皿(中は空)、ベッドはなくて、床に直接マットレスが敷かれています。
ホテルの名前は内緒です。なぜなら、とても気に入ってしまったからです。
どこにいるのでしょう
2001/12/08
昨日は「mama mia」を観て、今日は「The Phantom of the OPERA」を観ました。
今日は朝から歩きづめだったので、劇場でしっかり寝てしまいました。
床の座ぶとんに座れる宿に泊まって、明日帰ります。
感想はまた後日
闘うもの
2001/12/07
同じ力のぶつかり合いとは違う種類の、闘いがたくさん起こっている
いつからか、土俵は丸くなくなって、
闘う者同士も、闘う理由も
よくわからくなってしまった。
ほんとうはとても単純な理由なのかも知れないが
それは怖くて誰も口に出来ない。
大きく見たら、人間同士の殺し合いという事実
つながらない理由
2001/12/05
言葉が邪魔で、つながらない
距離が近すぎて、つながらない
同じ言葉を持たないから、距離が遠いから、
そんなことはたいした理由ではないのだろう。
ポジは無くしても心は亡くさない
2001/12/04
昨日、ジョル天の日本会合が都内某所において行われました。
これからのジョル天の活動についての指針が検討され
成果はそれなりにあった模様。
マーゼンさんはアフロ犬みたいになっていました。
満月だった
2001/12/03
ふと夜空を見上げたら、きれいな満月だった。
そして、今はラマダン中だったことに気がついた。
これで半分過ぎたところか、なんて思いながら、
思い出せたことにちょっとほっとして、
遠くアラブに思いをはせる東京の冬。
歳末商戦
2001/12/02
デパートに行くと1時間ぐらいでぼぉーっとしてくる。
探しているもの、本当にほしいものは、たいてい見つからない。
どういうことなのだろう
これだけモノが溢れているのに、
明確なイメージを持って探せばさがすほど、見つからない。
今日もすっかり疲れ果ててしまった。
まあ、探し方も下手なのだろうけれど。
たくさんの中から選ぶというのはどうも不得意なのだ。
間口は狭く、懐は深く、
2001/12/01
今月で2001年も終わり、
ジョル天は3年目に突入。
このWebサイトは天文クラブと名のりながらも
天文に関係ない内容も多々あるので、
「なんだ、、」と思われてさっさと立ち去る人も多いかも知れません。
ゆくゆくは、天文コンテンツが全くなくなって
ジョル天という名前だけ残るのもおもしろいなと思っていたりします。