contact of the day

July 2007

June 2007

May 2007

停電中

2007/06/26

毎日のように停電があって
長い時は2時間ほど続くのだけれど
ネットへはアナログモデム回線経由で
PowerBookからアクセスしているので
突然電気がこなくなって真っ暗になっても
インターネットは繋がったままで
とても不思議な気がする
そんな真っ暗闇から、投稿しようとしたら
たった今、電気が戻った

ジャックバウアー

2007/06/23

家の中が広いと
引きこもり感があまりないことに気がついた
広いベランダで外の空気はいくらでも吸えるし
何より昼は、外に出るには暑すぎる
そんなわけで、24というアメリカのドラマを
一気に観た週末
真夏の昼の夢

屋上

2007/06/19

眺めのいいペントハウスを借りた
夏は暑く冬は寒い
決して快適な環境ではないことは
知ってはいるのだけれど
あの風にあたる気持ちよさには
やはり抗えない
そして、あっというまにところかまわず降り積もる
風と一緒に舞う砂塵からも
逃れられなくなるのだけれど

不易流行

2007/06/18

千年単位の時を重ねてきた
アレッポの古いスークを歩く
冬の時とは少し違う
野菜や果物、人の服装
そんな変化を見つけながら
変わらぬスークを歩いたのだった

iPod的現実

2007/06/15

一昨日の夜の葉山とも
昨日の夜の機内とも
まったく違う景色を
アレッポのホテルの窓から眺めながら
現実とは何なのかと考えた
持ってきたiPodの中の音楽を
スピーカーから流していたら
私という、現実の容れ物が
あちらこちらへ移動しているだけなのだと
気がついた

それぞれの地、それぞれの神

2007/06/14

大阪からドバイに向かう機内
隣り合わせた日本人は
ナイロビに行くという牧師さんだった
それほど多くの言葉を
交わしてはいないのだけれど
日本という地の引力で封じ込まれた
神という言葉のリアリティーが
解き放たれていく気がした

寛容な意識

2007/06/10

江の島の水族館で
いろいろな生き物を見た
二つの目と
一つの口を持ち
それなりになにか考えていそうな
魚については
まだおなじ星の生き物という気がするのだが
うみうしやくらげと
私たちとの共通点を見いだすためには
寛容な意識を持たなければと
思ったのだった

下弦の月

2007/06/09

南東に向いている窓の
カーテンを開けると
布団の中から
下弦の月が見えた

月の光を浴びながら
眠り
日の光で
目を覚ます

北のたより

2007/06/07

釧路から時鮭が届いた
この時節の鮭は「時知らず」と呼ばれ
秋鮭とは味も違うらしい
時を忘れた鮭と、送ってもらった知人に
感謝しながらいただく

数日前には札幌にいる別の知人から
連絡があったので

北に呼ばれているのかもしれない

歴史の海

2007/06/05

司馬遼太郎の対談集を
最近良く読んでいる

何を語るか、どう語るかという
という二つの点が
話者のやり取りの間から垣間見えて
対談はとても興味深い

歴史というのは
海のように広くて深いので
そこに漕ぎ出すために
「司馬史観」というコンパスは
かなり強力な道具だと思った

虫の世界

2007/06/04

植物に続いて虫たちが元気になってきた
蚊やムカデをよく見かけるようになって
そんな季節がやってきたことに気がつく
庭を掘り返せば
ダンゴムシやミミズや小さなクモやら
うじゃうじゃと出てくる

虫たちがいなければ
きっと快適なのだろうけれど
彼らが裏で
どうやって世界を支えているのかは
私には計り知れないので
絶滅を求めるよりも
とりあえずここにいられちゃ困るという個体を
ペチャッとつぶしておくぐらいに
しておきたいと思う

リフレッシュ

2007/06/03

PowerBook をアップグレードした
ハードディスク、メモリー、CPU
これ以上は望めない状態にした
キーボードは取り替えて
バッテリーもリフレッシュした
これで落ち着いて
使い続けられるというものだ

PowerBookG3 Pismo
CPU upgraded G4/550Mhz
Memory 1GB
HD 80GB/5400rpm
US Keyboard

ヤブガラシとドクダミ

2007/06/02

今のところ、庭で最強の繁殖力を誇るのが
この二つの植物なので
生きようとする意図におかまいなく
次から次へと引き抜いている
けれど当たり前のように
こちらの意図にはおかまいなく
次から次へと生えてくる

連鎖

2007/06/01

久しく会ってなかった人と
久しぶりのコンタクトをしていると
全く別の懐かしい人にも
コンタクトしてみたくなる

懐かしさは連鎖する

すべての糸が
いつもピンと張っている必要は
ないのだろうけれど
和音には単音にはない
抗いがたい心地よさがあるのだ