contact of the day

September 2002

August 2002

July 2002

2002/08/31

二週間も同じ街に滞在していると、
旅という感じもしなくなってくる。
けれど、2日間でも、2週間でも、2年間でも、
「出会い」がある限り、それは旅なのかもしれない。
今夜はエジンバラ最後の夜、
ワーグナーのオペラと、
ファイヤーワークスコンサートに会える夜。

街の霊気

2002/08/30

エジンバラは古い都です。
雨に濡れたオールドタウン、
狭い路地のそこかしこから、
古い空気が立ち上ってくるような夏の終わり。
今という瞬間が、歴史に飲み込まれてしまいそうな
時間の「重さ」を、肌で感じた日でした。

United Kingdom

2002/08/29

王宮の隣に、新しいスコットランド議会が建築中です。
1707年に統合が行われてから、
スコットランドは、イギリスの一部ですが、
今でも独自の紙幣(スコットランドポンド)を発行しているし、
まるで独立国のようです。
スコティッシュというアイデンティティーは
ここにいると、とても強く感じます。

でもグラスゴーの方がもっと強いらしい、、

エジンバラのかもめ

2002/08/28

エジンバラの街は、海から近いので
かもめがたくさん飛んでいます。
海よりも、港よりも、街の方が好きなのでしょうか、、
「東京のからす」を思い出しました。

2002/08/27

声を大きくしているのは、
ストリートパフォーマンスの人たちだけではありません。
町中に張られている、たくさんのポスターからも
いろいろな「声」が聞こえてきます。

石畳の道

2002/08/26

古い街なので、
あちこちに石畳があります。
つるんとした感じが、
なんとも時間の流れを感じさせて、
道も、街の歴史の一部なんだなあと思いました。

祭りの期間

2002/08/25

フェスティバル中のエジンバラは、
通りは人で溢れて歩きづらいし、
ゴミが一杯ちらかっているし、
町中にポスターやビラが張られているし、
どこもかしこも混み合っています。
住んでいる人の目には
1ヶ月にわたる夏のフェスティバルの期間は
どう映っているのでしょう。
夏に旅行でしか来たことのない自分には
見えないものはたくさんあります。

地元の人はたいてい、「フェスティバル楽しんでる?」
って聞いてきます。

2002/08/24

かもめ、ボールを追い掛ける犬、
遠くの列車、遊んでいる子供、
芝生の上に寝転がって、
青い空と、白い雲を見ていたら
いろんな音が聞こえてきました

2002/08/23

スコットランドは、魚が美味しい。
並んでる魚はSalmonとHaddockが多いです。
自分で晩ご飯を作ろうと、
Salmonを買いました。

瀬をはやみ、

2002/08/22

日本へ帰る友人と別れて、
一人でエジンバラへと戻ります。
満員の地下鉄に乗るのがいやだったので、
一人ぽつりとアンダーグラウンドのベンチで、
しばらくの間、流れる人と地下鉄を見ていました。

新しい旅が始まりました。

言葉の壁

2002/08/21

今日はロンドンミュージカルの2本立て
Chitty Chitty Bang Bang とMamma Mia!
言葉を越えて、
感動しています...

休日のなかの休息

2002/08/20

エジンバラから、リバプール経由、ロンドンへ
久しぶりの列車の旅。
羊と牛と緑の丘陵、のどかな風景
食事の時間も取れないほど、
芝居を次々と観ていたので、
移動中はつかの間の休息なのでした。

Lucky Ticket

2002/08/19

このチケットを高く掲げて、
会場に向かう人の波に向き合って立てば
一月前からSoldOutの
Edinburgh Military Tattooのチケットが
運がよければ、手に入る。

来られなくなった息子の分だから
お金は要らないって、、
名前も知らない、イングランドのおじさんへ、
ありがとう。
この善意は、きっと誰かに善意で返そうと思う、
ショーの花火の音が鳴り響いた、エジンバラの夜。

今日も4本、芝居のはしご

2002/08/18

The Government Inspector
官僚、体制批判のロンドンの劇団は見事な群集劇
Monsoon
木と水と風、音が「見える」パフォーマンスはフランスから
Scapegoat
二人で演じる5人の人物、そのうち顔が見えるのは二人だけ
The Tragedian
何度も役者と目が合って、
まるで自分まで舞台にいるような緊張感

どれも、今までに見たことないものばかりでした、
眠いのもあったけど、

Macbeth/その2

2002/08/17

今日のマクベスは、5cmたらずのスマイル人形が演じる、
おそらく世界で一番小さなマクベス劇。
舞台がとても小さいので、
お客さんにもちいさな双眼鏡が配られて、
弁士(兼人形使い、照明、舞台、その他諸々)の語りと共に、
小さなテーブルの上で、繰り広げられる、血の悲劇。

Macbeth

2002/08/16

Frantic Redhead Productionの「マクベス」は野外劇。
しかもエジンバラの街そのものが背景。
お客さんもいっしょにぞろぞろ歩きながら、
シーンごとに場所を変えて、裏通り、路地、教会の中庭、広場、、
街が舞台というべきか、舞台が街というべきか、、、

エジンバラへようこそ

2002/08/15

3度目、2年ぶりのエジンバラ、
夏の演劇祭の真っ最中。
盛り上がる街へと到着はしたものの、
一日遅れで到着するlost Baggageが届くまでは、
中途半端な気分。

夏休み3日目

2002/08/14

1年、100年、1万年、
きっと砂漠の風景は何も変わらない、
この足跡や、車の轍は、あと何日、残るだろうか。

夏休み2日目

2002/08/13

ペトラ遺跡、「犠牲祭壇」と呼ばれる遺跡へと続く階段
方向を示す矢印に「Sacrifice」と記された道しるべの脇に
ロバが静かに、佇んでいました。

夏休み1日目

2002/08/12

さて、いよいよ夏休み、
日本から、懐かしい友達がやってきてくれて
アンマンの街を歩きながら、
不思議な懐かしい時間を過ごしています。

楽しい夏休み、不安な宿題

2002/08/11

今日からおよそ一ヶ月の間、夏休みをとります。
なんと
その間、この"contact of the day"も夏休みです。
しかし
そのかわりに"contact of the holiday"として、毎日更新は続けます。
しかも
毎日、文章と一緒にその日に撮った写真を載せます。いうなれば、夏休みの絵日記みたいなもの、、
いちばんの心配は、インターネットの接続ではなく、初のデジカメが使いこなせるかでもなく、
夏休みの宿題のように、最終日にあわてて、まとめてやるようなはめにならないだろうか、、、
ということ。
では、明日からの更新、お楽しみに。そして、よろしく。

そういえば、明日はペルセウス座流星群の日です。

夏の夕暮れ

2002/08/10

突き刺さりそうな、細い月が、
オリーブの樹の向こうに見えました。
残照の見事なグラデーションと、風に揺れるオリーブのシルエット。
どれもが必然なのかもしれないけれど、そこに居合わせた偶然に、
感謝したくなるような光景でした。

依存

2002/08/09

日本から来る友達との連絡、
ヨーロッパの宿泊先の確保、
旅行先でみる芝居のチケット、
みんな、インターネットでやった。
インターネットが無ければ、どうするか
ちゃんと想像しておいてもいいかもしれない。
以前は全て、インターネットなしでやっていたのだから。

オールナイト3本立

2002/08/08

オールナイトの映画会を家で開催した。
今夜は、夏の納涼恐怖映画特集。
でも、ドライな気候にこういうのは、あんまりあわないのだろうか?
不思議と、それほど恐くなかった。

フリーズ

2002/08/07

軽い食あたりだろうか、夕飯を食べた後、すごく胃が痛くなった。
古いチーズ、古いサラダ、残り物ばかり食べたからかもしれない、
屈み込んだり、うつ伏せになったり、横になったり、
あれこれ、胃が痛くない姿勢をとってみた。
前傾姿勢で腰掛けている状態が、一番楽だったので、
そのまま、痛みが通り過ぎる迄、じっとしていたのだった。

夏の風景

2002/08/06

夏になると街を走る車の数が目に見えて増える。
しかも、ぴかぴかの新しいベンツやBMWばかり、
ナンバープレートは、サウジアラビア、クウェート、カタル、オマーン、UAE、など、
湾岸の産油国から、はるばる陸路で避暑にやってくるのだ。
日中気温が毎日30度を越していても、
湾岸に比べれば、まだぜんぜん涼しい(実際涼しい)。
そして、きれいな車が渋滞する、アンマンの夏

My Home

2002/08/05

最近、ばたばたしているせいで、
家で過ごす時間がめっきり少ないのだけれど
好きなものに囲まれているおかげで、まったり度は、高い。
Homeの環境をちゃんとしておくのは
大事なことだなと感じている

エスケープ

2002/08/04

夏休みモードの周辺をよそに
自分のまわりだけはなぜか仕事が山積み。
山積みの仕事が、越えられない高さになる前に、
早くエスケープしないとなあ、、、なんて不謹慎にも思うこの頃
夏休みは本物の山に登ります。

a still night

2002/08/03

今日は暑さも少し落ち着いていました。
涼しい夜が来て、
雲も無く、風も無いけれど、
空気の中に冷たく水の匂いがした。
不思議と、いろんなものが止まっているように感じられる夜

panic room

2002/08/02

という映画を観た。
恐い映画だった。
いろんな箇所で、これまでに見たいろんな恐い映画のシーンを思い出した。
新しい映画だけど、それで、かえってクラシカルな感じがした。
でも、「恐い」気分にはモダンも、クラシックもあるはずもなく。
僕は充分、恐さを楽しんだ。
脚本も上手いなと思った。

その階段はどこに続くのか

2002/08/01

大変だなあ、と思っていたことが、一度できてしまうと
その先に、新しく大変なことが見えるようになる。
そうやって、小さなジャンプを続けていけることは、
とてもありがたいなあとおもう。