情報の流れ
2001/10/21
それはかつて、想像力を刺激したり、活性化させていたものだとおもうのだけれど、
今は情報のために、想像力が、麻痺している。
あふれる洪水のような情報に、誰も彼も、溺れている。
岸に着いてひと休みしようにも、波が高い上に、
川幅はいつの間にか海のように広くなっていて、岸はみえない。
黄金の国ジパングはどこにあるのだろうか。
日本食
2001/10/20
パーティに呼ばれて「すし」を握りました。
「ねた」はスモークサーモン、かにかまとコーン、アボガドと小海老、玉子、など
オーストラリアの米、中国製の米酢を使いました、
外国人には大受け。
中東でも、がんばればそれなりの日本食が出来るものです。
ちなみにアンマンに(まともな)日本食レストランはありません。
もうすぐ雨の降る冬
2001/10/19
雲がどんどん低くなってきて
湿っぽいにおいの風が吹きはじめました。
もうすぐ、アンマンでも半年ぶりの雨が降りそうです
寒くて、冷たいけれど、
人も、乾いた大地も、待ち焦がれた
雨の降る冬がやってきます。
時間割り
2001/10/18
天文に熱中していた中高生の頃、
次の日にテストがあっても、月食には出かけて行ったし、
自転車に重い望遠鏡を載せて山道を登るのもつらくはなかった、
学校の時間割りとは別の、天文の時間割りが自分達には確かにあって、
それはまるで、二つの異なる世界を行き来してたようだと、今になって考える。
どっちが大事でなく、どっちも大事な世界なのだ。もちろん今だって。
実感
2001/10/17
帰国のチケットを手にした。
これで日本に帰国するんだという実感が少しだけわいた。
日本の秋を楽しむのがとても待ち遠しい。
ジョルダンにも季節はあるけれど、やっぱり日本の季節感は素晴らしいと思う。
雑感
2001/10/16
いろんな場所で、いろんな人が、いろんなことを考えながら日々を送っている。
世界は知りようもない程、広くて深い。
昨日のような今日が、明日も続くとは限らない。
偶然
2001/10/15
どういうわけだか、ダウンタウンの古着屋で、
「江戸染」とタグの入った、藍染めの風呂敷を見つけた。
ほんとうは、イタリアあたりのジーンズの古着を探していたのだが、
まあ、同じインディゴだし、これもなにかの縁と思って購入。
中東の古着屋で、イタリアのジーンズを探す日本人に、江戸染の風呂敷が見つかる偶然。
世界は分断されているんだか、繋がっているんだか、、
懐かし
2001/10/14
懐かしのファンタグレープを見つけた。
大喜びで買って飲んでみたら、小さい頃に飲んだ、あのファンタグレープとなんだか味が違う
グレープ色の缶をよく見てみたら、Blackcurrantと書いてあった。
ファンタグレープではなかったのだ。
よかった、小さい頃のあの思い出の味はこれで守られた、と思った。
Blackcurrant(クロフサスグリ/ユキノシタ科の低木、実は食用)
誘惑
2001/10/13
休みなので、大掃除しながら荷物をまとめている。
あと2週間で、家を出るのだ。
昔の手紙やら、写真やら、ついひらいてしまう誘惑に負けないように、
ちゃかちゃか進めないと、、
大飛行時代
2001/10/12
ひょっとしたら、飛行機という乗り物自体の歴史が、
終わろうとしているんじゃなかろうか。
それは何かにとって変わられるというよりも
その成り立ちそのものに、どこか無理があって、寿命が来たように見える。
それを取り巻くシステムにしても、ここまで高度化してしまったら、
もう小手先の改善でどうにかなるレベルではないように思える、
未来は技術の進歩の先にあるわけではないのかも知れない。