Jiro Dreams of Sushi
2013/02/08
他所では決して真似の出来ない
素晴らしい日本が
とても嬉しかった
スコットランドでも
あたりまえのように
スーパーで売っているし
歩いて2分の近所にも 'Sushi' を出す店がある
こんなに遠く隔たった国なのに
誰もが 'Sushi' を知っている
その理由は、この魂にこそ
支えられているのだろう
with pleasure
2013/02/07
今日が最後の上映というので
2度めのSkyfallを観に行く
22時30分スタートのシネマに
お客は自分一人だけ
破壊と再構築
ポストモダンな007
半世紀という時間をかけて
一周りして戻ってきた
最後のセリフが
ぐっとくる
聴く夢
2013/02/04
不思議なことに
朝起きたら頭のなかで
聴いたことのない
メロディーが流れている
しばらく鳴っていたのだけれど
朝の雑事をする間に
忘れてしまった
あれは音の夢だったのだろうか
漂流
2013/02/02
Life of Pi を観る
受け入れ難い
世界の不条理さを
救うための物語
小さな救命ボートで
果てしない海を漂い続ける
シンプルな狂気と
美しさの意味
Do you hear the people sing ?
2013/01/25
映画版のレ・ミゼラブル
メロディーこそ同じなれど
作りこまれた世界と
人物のクローズアップ
ここまで真正面から
感情でドライブされると
潔く涙も流せるというものだ
非現実的なのにリアル
豪華なのにシンプル
作品の引力が強ければ強い分
幕が下りた後
自分をその場に繋ぎ止められない不安さは
ミュージカルにも似ている
そしてあの旋律だけが
この世界で鳴り続ける
Or What you will
2013/01/13
ロンドンのアポロシアターで
Mark Rylance と Stephen Fry の
十二夜を見る
笑いと感動、そして惜しみない拍手が
きっと400年前と同じように
今日、沸き起こる場に僕は居た
エジンバラの最終フライトにぎりぎりの時間
空港行きのバス停に向かうため
慌てて乗り込むタクシー
ロンドン生まれという運転手は
エジンバラにも日本にも行ったことがないと話す
僕はなぜか日本のことよりも
スコットランドはいいところだよと
運転手に応える
...スコットランドとイングランドは
お互い嫌い合ってるから...
俺はまだエジンバラに行ったことがない...
明日は雪らしいぞ...
俺はシェークスピアは見たこと無いなあ...
グローブ座には行ったか?
エジンバラにもパレスがあるのか?
日本は寒いのか?
タイがずっと暑いらしいから
日本も暑いと思っていた...
このところアジア人がロンドンの街には多いね...
日本の首都はどこ?
東京は新しいものばかりなのか?
とりとめない話が楽しくて
劇場を出ても演劇が続いているような
ロンドンの夜
大雪
2013/01/11
1月には珍しい大雪のために
南部への旅は足止めになったが
おかげで再会できた人が
増えたのは嬉しかった
次は砂漠とあの風景と
そして会えなかった人に会うために
近々かならず訪れようと思う
広い世界にこんな場所があることを
とてもありがたく感じている