ブルーフレイム
2020/12/24
1995年、ジョルダンの首都アンマンのダウンタウンにあった
通称「泥棒横丁」という小汚い通りで
中古品の石油ストーブを買った
相変わらず芯の上げ下げはほとんどできなくて
当時教わったとおりに消火はストーブごと
さっと上に持ち上げて、勢いで消している
そんなアラジンのブルーフレイムは
今日も青く暖かい
罠
2020/12/23
「買い換えた方が安く付く」
その言葉を耳にするたび
何か大きな罠に嵌ってしまった
気がしてならないのだ
First Blood (1982)
2020/11/24
力に対して力であらがうことは
不治の病のように
現在まで連綿と続いてる
争いは今も終わらない
しいたけ
2020/11/16
しいたけが大好きだからと言って
しいたけが嫌いで食べられない人を
受け入れられないことなんてあるのだろうか
しいたけと思想信条は
何がどう違うのだろうか
観賞
2020/11/15
落語と浪曲を観て笑った翌日に
シェークスピアを観てゾッとする
芸術の秋、観たい映画もあるけれど
この余韻が消えないように
別の日に観ることにする
追悼
2020/11/14
隣に座る先生に
ニュートリノというのは頭の中では
どんなふうに具象化されているのか
訊いてみたことがあった
明確な答えは返ってこなかった
つまりそれが答えだったのかもしれない
今頃はきっと
ニュートリノのように
こちらからは見えない世界で
静かに微笑んでいるのかも
ご冥福をお祈りします
包摂か排除か
2020/09/29
不寛容な価値観を受け入れず
寛容であれと他者に期待する
そんな態度は
寛容さを欠いてはいないのだろうか
その疑問の答えを
このところずっと探している