インターナショナル
2005/03/12
なぜだかわからないけれど
横浜の伊勢佐木町あたりが
けっこう気に入っている
決して美しくておしゃれな街ではない
けれど「元町」や「みなとみらい」にはない
雑多で、俗な感じは
なぜかほっとしてしまう
ハンブルグ辺りを思い出しながら
ネオンと片言の日本語の中を歩いて
お気に入りの中華料理店に向かう
並木道
2005/03/08
桜の並木を毎日見ている
もちろん、まだつぼみも膨らんでいない
冬の桜だ
澄んだ青空に向かって
伸びた枝を見ながら
春を想像する
SWAN
2005/03/07
マシュー・ボーンのSWANLAKEを観る
SWANと王子はどうして惹かれ合ったのだろうか
お互いに自分にないものを持っていたからなのか
似ているところに惹かれるのではなくて
似ていないから惹かれ合うのか
けれど何かを欠いた孤独感を持つという点では
二人は似ているのかもしれない
インフルエンザ(疑)
2005/03/01
熱が出ると何度も何度も体温を測ってしまう
他にやることもないし
久しぶりの高熱
7度5分、8度、8度5分、9度、9度5分
0.5度刻み、その体の変化に
人間の体はまったくもって
細かく温度調整されているのだなと
感じ入る
−10度の冬も、40度の夏も
元気に耐えられても
体内の温度が2、3度上がるだけで
元気どころではなくなる
産まれてから死ぬまで
この微妙な温度を維持し続けるのだと思い
命の神秘に気がつく
もうろうとした頭
冬月夜
2005/02/22
カーテンを閉めながら思う
気密性が高くて、暖房効率のいい窓ガラスなら
カーテンなんか閉めないで
シリウスや、冬の月を
部屋から眺められるのになあと
そういうえばずっと前から
天体観測所を作りたかった
今は
住んでいる家が
そのまま観測所だったらなあ
とも思う
三寒四温
2005/02/18
寒さに負けないよう
気合いを入れて外出したら
ぽかぽかと暖かかったり
その逆だったり、、、
暖かい日と寒い日は
交互にやってきて
少しづつ季節が動いてゆく
今夜は冷たい雪の中
白い息を吐きながら
自転車をこぐ
時間という器
2005/02/17
時間という器は
時に空っぽなもので
満たされてしまうことがある
なにも見えなくても
そこはすでに埋められていて
もう二度と
別の何かで埋めることは出来ない
ハイ
2005/02/12
初めて訪れた
金沢という街
土地の印象よりも
出会った人や、起こった事の
印象ばかりで
盛りだくさんな旅行
つまりは
何度も訪れなければ
いけないのだろうなと思いながら
久しぶりにハイな
2日間