青空
2005/05/25
朝、出がけにズボンの裾を引っ掛けて破く
駅についてみたら、電車は信号故障で止まっていて
振替の満員電車でいつもの倍の時間をかけて都心まで出た
携帯から送ったと思っていたメールは
実は送られていなかったのに気がつく
何かにつけ
ツイていない日というのはある
けれど
今日の青空と白い雲は素晴らしい
花の名前
2005/04/28
この春は花の名前をいくつか覚えた
名前を記憶したというよりも
いつもの通り道にその花が
咲いていることを知ったのだ
世界にあるどんな花にも、名前があって
1年に一度だけ美しい花を開かせて
誰かに見つけられるのを
待っている
まとめ買い
2005/04/20
車で街まで出て
輸入食料がとても安い店で
大量に買い込む
普段住んでいる、山の中の小さな家に
食料を運び込みながら
なんだか籠城するみたいだなと思った
今日のジョージ・スマイリーのお言葉
2005/04/17
何かをやらない、手をつけない理由というのは
無数にある
けれど
何かをやる理由というのは
たいてい一つしかない
春のストーブ
2005/04/12
暖かな週末の後は
冬が舞い戻ったような寒さに変わった
満開の桜に嫉妬するような
冷たい雨と風
これで灯油も使い切れるかなと思って
ストーブに火を入れた
春霞
2005/04/11
角を曲がれば
別の桜が目に飛び込んでくる
バイクで走れば
薄紅色が、舞い散る
祝福されたような日曜日
春霞に煙る山桜は
日本画のようだった
風景があまりにもいつもと違って見えて
頭の中も霞がかかったような
マジカルな春の日