ラマダン明け
2002/12/05
家はちょっとした高台にあって、ベランダから街が見渡せる。
オレンジ色の夕陽はゆっくりと沈み、街が喧噪に包まれてゆく。
あちこちのモスクから祈りの声が響き渡る。
程なく、西の空に消え入りそうな細い月が見えた。
一か月続いた、静寂の薄暮とは対照的な、ラマダン明けの夕暮れ。
ラマダン明け
2002/12/05
家はちょっとした高台にあって、ベランダから街が見渡せる。
オレンジ色の夕陽はゆっくりと沈み、街が喧噪に包まれてゆく。
あちこちのモスクから祈りの声が響き渡る。
程なく、西の空に消え入りそうな細い月が見えた。
一か月続いた、静寂の薄暮とは対照的な、ラマダン明けの夕暮れ。
月の役目
2002/12/04
アフリカと、オーストラリアの一部で、皆既日食が見られました。
それは月と太陽が交差する瞬間に起こります。
そして、その奇跡のように美しい皆既日食を起こした月が
断食月(ラマダン)の終わりを告げようとしています。
コントラスト
2002/12/03
もうじき断食月(ラマダン)も終わり
街のせわしなさが増したり、アイードと呼ばれる休日のことを考えたり
その一方で、イスラムの世界では、信仰のボルテージは高くなる。
聖と俗のコントラストをますます強烈に感じる時期です。
アンテナ
2002/12/02
そこらへんに飛んでいる見えない「何か」を捕まえる
それだけでなくて、自分の内側にもしっかりアンテナを持っていたい
カラダやココロが発信していたものに
後になって気がつくなんて事がないように。
霧の記憶
2002/12/01
昨日はすごい霧でした。
深夜、アンマンの市街地を車で走っていたら
オレンジ色の街灯のつらなりがまるで宙に浮いているようで
いつもの道なのに、どこか違う場所にいるみたいでした。
今までに何度かこんな霧に包まれたことがあったなあと
そんな記憶が次々と連なって
それはまるでひとつに繋がっていることのような気がしました。
14か月目のリベンジ
2002/11/30
カレーパンを作った。
前回は失敗だった。
日記というわけではないのだけれど、ここに書いたことは覚えていたので
調べてみたらなんと14か月前の事だった。
結果は大成功。
タイ風グリーンカレーパン、ドライカレーパン、ふつうのカレーパン。
どれもとてもおいしかったです。
魔法の音
2002/11/29
上の階には、大家の家族が住んでいるのだけれど
今夜は、ハリーポッターの映画音楽が聞こえて来た。
きっと、テレビで、大音量で見ているのだろう。
今どのあたりかな、なんて思いながら
時折聞こえる音楽に耳を澄ませる夜。
一巡りするまでは
2002/11/28
朝から雨が降り続いて
窓から見える街はグレイに煙っている。
空気が冷たくて、静かで、いつもの窓から初めて見る景色。
まだ越してから一年さえ経っていないことに気が付く。
一巡りする季節を見届けるまでは、まだまだ楽しみがある。
西の星
2002/11/27
先日、焼酎を頂きました。
その名は「西の星」。
地場の焼酎メーカー「三和酒類」が麦から新しく作った新製品です。
乙女座のスピカが描かれているラベルをじっくり見ながら、ジョル天会員として仮説を2つたてました。
1 入手時期から考えると製造されたのは夏から秋にかけてのはず。西の空には乙女座、つまり「西の星」はスピカ。これは製造時期をその時期に西の空にある12星座で示す趣向ではないか。
2 乙女座の乙女はギリシャ神話の農業の女神「デメテル」。乙女が持つ麦の穂先にあたるスピカはラテン語で「とげとげした穀物の穂」らしい。「西の星」は麦焼酎なので、麦を象徴する星座と星ということか。