欲しい答えは欲しがっても得られない
2002/09/26
人に何かを尋ねる時
自分の中ではあらかじめ
どんな答え方で、
どんな答えが欲しいのか、
決まっていることがある。
そのことにすら気が付かず
答えに一喜一憂してしまうことがある。
わからない、からきいているのではない。
わかっているのに、きかずにはいられないのだ。
−1 +6 =
2002/09/25
グラスを一つ割ってしまった。
たくさんあるうちの一つなので
別に買い足す必要もなかったのだけれど
店で、きれいなグラスが目に付いてしまって
6個セットを買ってしまった。
増えていく物が、ごっそりと減るような何か
起こらないかなあ、、、と、他力本願。
楽しい仕事
2002/09/24
「仕事が楽しいはずがない」という人だって
いるかもしれないが。
「楽しくてしょうがない」という仕事もあるのだ。
楽しんでやる、というより
楽しいから、やってる
そうなりたいものだ。
夕焼け雲
2002/09/23
窓から身を乗り出して、
とてもきれいな夕焼け雲を見ていたら、
近所から晩ご飯の匂いがしてきた。
別の方向から、誰かが大きな声で叫んでいるのが聞こえたり
遠くの部屋の明かりがぱっと灯るのが見えたり
そして僕は、台所に戻って、自分の晩ご飯を
作らなくちゃなあ、と思うのだった。
話芸
2002/09/22
日本から友達に持ってきてもらったCDで
「古今亭志ん生」を聴く。
いやーおもしろい。
もっといろいろ買ってきてもらえばよかった、、、
月時計
2002/09/21
満月だったので、久しぶりにお月見。
けれどなんだか少し様子が違う。
満月は太陽と正反対の位置に来るから
夏は低く、冬は高い。
月が高く昇る季節になって
明かりは、部屋の奥まで入ってこなくなった。
週末
2002/09/20
休みの日、あれもしよう、これもしようと
思いつつも、ついだらだらと、家で過ごす。
そして、日が傾く頃に、少し慌てて動き始める
のんびりしているようなしていないような、一日
日常は台所から
2002/09/19
長い休暇が終わってから、一週間
経ってしまったのだけれど、
まだどうも日常に慣れない。
ドイツで買ったゾーリンゲンの包丁も
まだ使っていないので、今日は
ちゃんと料理を作ろう。
夜半過ぎ
2002/09/18
ソファーでうとうと寝てしまって
夜半過ぎに目が覚めた。
風が強いので
部屋の扉が開いたり、閉じたり
ばたばた音をたてて
まるで誰か家にいるみたいだ。
夜空には月に群雲
グレイの雲だけが
おそろしい速さで流れていた。
午後の水泳
2002/09/17
一か月ぶりに、プールに泳ぎにいった。
夕陽はもうあまりぎらぎらしていない。
日は短くなっているし、
水は冷たいし、
夏は終わりとたたみかけられているような、
誰もいない午後のプール。