contact of the day

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スティーブン・ダルドリー

2010/07/22

スティーブン・ダルドリーの作品
2時間程度の上映時間のなかを
なんと濃密な時間が流れていくことか
彼の映画は
Billy Elliot (2000)
The Hours (2002)
The Reader (2008)
の3本。(どれも邦題には恵まれていないように思える)

ある契機までを描いたあとは
そこからの時間はバッサリと省かれ
ラストシーンでいつも「今」が描かれる
そこには残酷も、寛容もあり
求めようと求めまいと
いろいろなものが簡単には整理できない形で
提示される

今という瞬間は、そんな過去から紡がれた
繋がりの末にあることを再認識する
私たちは決して、時間の中には留まれない
それは酷くもあり、慈悲深くもある

自分と他人

2010/07/21

自分ひとりでいろんなことを
やっている気になっていても

たくさんの他人に生かされて
初めて自分という人間がいる

翻れば
自分ひとりで生きていく強さではなく
たくさんの他人を生かせるような優しさを
持たなければいけないのだとおもう

Billy Elliotを観て

時間軸

2010/07/20

このページの表示について
いろいろとレイアウトの乱れが
生じているかと思われますが
しばらくの間ご容赦ください
プログラムの作成はほぼ終わって
今、表示のためのコーディングをやっていますが
インターネットエクスプローラーの対応に
手間がかかっています(IE6は対応しません)
FireFox、Safariの場合は問題なく表示されます

新しいデザインの基本は時間軸
投稿の並び順も、ページ移動や、カレンダーの形式も
縦軸に沿っていて
過去へ向かうには下 現在へ近づくには上
となっています

旅の準備

2010/07/19

エジンバラや、ロンドンから
郵便や、Emailやらが届いて
旅行の気分は盛り上がる
今年はいつになく早く、借りるフラットも決めた
Fringeのプログラムはダウンロードできるようになった
航空券は7月に入ってすぐインターネットで予約した
最初に訪れた頃とは準備の方法も様変わりしてきたけれど
行ってみなければわからないのはいつも同じ

実のところ、この夏の旅行の最大の懸念は
我が身のことで、
それは、ギプスが予定通り外れて
旅行前に何とか普通に歩けるようになっている
ということ

身体よ覚えておきなさい

2010/07/18

暑さから逃れて、引き篭ってばかりいると
今がいつで、此処が何処なのか
身体が分からなくなってくる
少し外に出て、車を洗ったりして
吹き出してくる汗に、身体がようやく納得する
そういえば、これまでに体験した暑さも寒さも
身体が憶えていることは
うまく思い出せるような気がする

フィールドの経験が仕事に活きるというのも
身体に”それ”を覚え込ませているからなのだろう

マイナス3度の冬のドイツを思い出しながら
冷房のきいた部屋に戻って、熱いコーヒーを飲む

そして身体は再び混乱する
7月も半ばを過ぎた、イスラマバード、パキスタン

嵐のような暑さ

2010/07/17

7月が始まり、モンスーンの季節がやってくると
湿度は70%を超える
雨が降ることはあまりなく、高温多湿の
夏の日々が続く
気温40度を超える日に湿度が加わって
これはかなりこたえる

今日もそんな日、休日だけれど
家の中の、一室にこもって
エアコンをつけて、じっとしているしかない
嵐が過ぎるのを待つ気分

料理を楽しんだ

2010/07/15

2本の足だけで、自分の体重を支えるのが
こんなに楽だったとは

台所に立って
空いた両手にやってきた自由で
料理を楽しんだ

プログラミングの海

2010/07/15

contact of the day は
デザインとシステムを一新しました

足が完治するまで、動くのに不自由なので
プログラミングの海を泳いでみることにしたのです

やっと立ち泳できるようになったぐらいですが
contact of the day 専用の
必要最小限なブログのシステムを
プログラムで組んでいます

これからアーカイブへのアクセスなどの機能が
実装されていく予定です
完成版までしばらくお待ちください

更新の頻度も上がりそうです(しばらくは)

できそこないのロボット

2010/07/14

ギプスを取り替えて
足首が脚に対して直角に固定された
そしてようやく左足に体重を載せられるようになった
2本足で歩ける
その歩みは、出来損ないのロボットみたいだけれど
2ヶ月ぶりに自分の足だけで立って歩いたのは感動だった
この感動とともに
不自由だった2ヶ月間に身体で感じた
いろいろなことを
忘れてはいけないと思ったのだった

今まで3方を取り囲んでいた歩行器から離れて
立っていたら
デュー(犬)がよろこんで
正面から飛びついてきた

手術から

2010/07/13

2ヶ月が過ぎて
左足のギプスにも
ずいぶんと慣れてきた気がする
今まで左足が支えていたものが
右足や、杖を支える両腕など
体のあちこちによって
分散して支えられるようになる。

普段の生活の中で体に掛かってくる負荷はほぼ同じだから
慣れるということは
左足のキャパシティーが他所の部位に分散されて
それらの部位のキャパシティーが上がるということなのだ

そんなことを考えながら、痩せてしまった左足を見る
断裂したアキレス腱が再生されて行くのを
SFXのfilmのようにイメージする
明日は最後のギプス交換の日