二つの現実
2002/02/18
あたりまえのことなんだけれど、いきなり仕事だ。
3ヶ月半の夢から、現実に引き戻されるような感覚を味わいつつも
いや、あれも確かに現実だったなあと、
日本のことを思い出す。
WANDERER
2002/02/17
3か月半だけど、すっかり日本が染み付いていたんだなあ。
いろんなものを引きずりながら、旅をするのは大変だから
成田空港、重量オーバーで払った超過料金分の荷物は、
ほんとうは日本に落としてきてもよかったものに違いない。
そんなことを考えながら、少しずつ、少しずつ
日本が遠く離れた国になってゆきます。
vice versa
2002/02/16
さて、いよいよ、明日からはジョルダンからの更新となります。
なつかしいとも思わないし、帰るという気もしない、まったく実感がないのは、
ちょっと日本に居過ぎたからかもしれません。
でもそれは、3ヶ月半前の帰国の時、日本に対して感じたのと同じ。
送別会
2002/02/15
出発の前々日
久しぶりの友達と逢った。
いつも出発の前にばかり逢うから、
1年、2年と間をおいて、送別会ばかりしてるみたいで
もう、送別会も飽きて来た、なんて話をしながら、
こうしてずっと、送別会を続けられたらいいなと思った
荷造り
2002/02/14
荷造りをしている
何を先に入れたらいいのか、後回しにするものばかりで
なかなか先に進めない。
たった2、3日の不自由なのに、
思い切れない。
結局、今回もきっと、
直前になって、なし崩し的にばたばたとまとめるのだろうけれど、、、
上空
2002/02/13
よく晴れた冬の日
国内線から富士山が見えた
空から見たのは初めてだったけど
やっぱり美しかった。
神輿を上から見るもんじゃないというが、
その感覚が何となくわかった気もした。
透明なハコ
2002/02/12
ハコものはいい。
ハコというのは、劇場とかホールのことだ。
古い映画館を復活させて、「ニューシネマパラダイス」を上映した。
一生懸命になって復活させたのは「ハコ」である映画館だけど。
ひとたび、銀幕に映画が映ると、そこはもうその映画の世界になる。
ハコは透明になるのだ。
その潔い感じって好きだ。
積み重なる時間
2002/02/11
ふと考えてみれば、生まれた場所で暮らした時間と、
そうでない場所で暮らした時間が、もうすぐ同じになる。
だからどうなのか、といわれても、よくわからない
でも、とても重要な瞬間なのかもしれない。
そして、これから、どこで、どう時間を積み重ねていくのだろう
シネマパラダイス
2002/02/10
古い映画館の掃除、
15年分の埃は、一度じゃはらえない
一拭きするごとに、時代を遡って、、
映画館が蘇えっていくような気がした、
こんなに楽しくて、気分のいい掃除は
初めての経験だ
Nothing But Blue Sky
2002/02/09
3連休前夜の下り新幹線は通路まで人が一杯だ。
こんな状況で音楽が聞けるなんてほんとうによかったとSonyに感謝する。
「I can see cleary now.」 を聞きながら、
ジョルダンのあの空を思い出した。
今は、「はっきりとみえる」にはまだまだ遠いけれど
早く、砂漠をつらぬくあのハイウェイで、この曲を聞きたいと思った
ホリーコール「I can see cleary now.」